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10年位前、京都にある“新撰組・壬生の屯所”と云われる『八木邸』を訪れたことがあります。その際、私は常駐の観光ガイドさんを、案内料500円を支払ってお願いしました。その時の会話はこうでした。
(ガイド)「どちらからいらっしゃいました?」
( 私 )「ご存知でしょうか?東村山という所からです」
(ガイド)「それはもしかしたら、多摩地方でしょうか?」
( 私 )「そうです。北多摩といわれています」
(ガイド)「ああ、それでは近藤や土方の生まれた所ですね!」
( 私 )「いや、すこし離れていますが、大きくいえばそうです」
(ガイド)「私は一度も行ったことがないのですが、さぞかし良い所でしょうね」
( 私 )「なぜそう思われます?」
(ガイド)「彼らの故郷でしたら、恐らく質実剛健な気風が根ざしていると思います。」
( 私 )「ん...。まあ、お褒め頂いて、ありがとうございます」
私は、多摩が天領で将軍のお膝元であったこと、近藤や土方が百姓あがりでひたすら徳川の家臣になることを夢見ていたとことなどを考えると、とても“質実剛健”とはいかないと思っています。但し、当時の旗本達よりは数倍も益しだったかも知れませんが...。
そのガイドさんは、自分が未だかつて行ったことがいない「新撰組の故郷」から来た珍客を、“遠来の大切な客人”としてもてなしてくれました。
★☆★☆
さて、今回東村山商工会が行っている「観光ガイドづくり」がどんなものになるのか、一市民として見守って行きたいと思っています。ガイドは金儲けではありません。「遠来の人をもてなす心」が無くては務まりません。ガイドづくりでは、“仏造って魂入れず”にならないように願うのみです。
★つらつら考えると、観光ビジネスはいかに「人をもてなす」ことが出来るかが、成否のポイントになると言えましょ
う。
■観光ガイド育成の活動にオープン参加しました。
(国宝・正福寺地蔵堂前で)
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